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OGRE YOU ASSHOLE / フォグランプ
齢27にして、飲酒という行為のみが唯一の娯楽になってきておる今日この頃。
今年の夏ごろから、「“明日は仕事だから”という逃げ道はすべて封鎖じゃ、おんどれコラ!」をモットーに、平日でも夜の帳へフラフラと誘い込まれては、居酒屋なんかで焼酎片手に友人と管巻いておるワケで、酔いが回ってくると、昔は良かったなんて、それこそ場末の飲み屋のダメ親父のようにロマンの欠片も無いようなくだらん話題に突入していくのだけど、そんな時によく話すのが、ここ最近の悲しいくらいの感受性の欠如であり。

そりゃあ触れるもののほとんどが未体験ゾーンだった10代のころとは、比べることも阿呆くさいんだけれど、ホントにここ数年、レコード屋さんや本屋さんに行っても、自分が知ってる領域をサラっと眺めただけで、「今日も収穫なしか・・・」なんて、オヤジくさいため息をついたりしてる自分が、どうにもこうにも気に食わんワケですよ。かと言って、未体験ゾーンへと自ら飛び込むことも何だか面倒になっている自分がいたりして、いやーいかんな、こりゃいかんと。

よく飲みに行く友人のUさん_ちなみに彼は私の高校・大学時代を共に過ごした友人であり、且つ、彼と私の2名だけで構成される“eastern youthを歌う会”の会長である。酔うと必ず2人でeastern youthの名曲ベスト3についてのあてどない議論が繰り広げられる_とこないだ話をしたのだけれど、我々は酔いが回ると店員さんを捕まえては「eastern youthって知ってますか?」と、「日本で最高に燃え滾っているバンドを知っていますか?」と熱く問うのが通例になっているわけですが、若い店員のボーイズ・エン・ガールズから返ってくる反応は皆一様に、「はぁ」という懇親の営業スマイル(苦笑)という事態であり、ましてや、ガールズにいたっては困惑や無関心を超えた若干の嫌悪が見て取れるときたもんだ!これは由々しき事態である!と鼻息荒く憤るわけですが(いかんせん酔っているので、その嫌悪はイースタンユースではなく我々に向けられたものであるということに気づかない)、そこで気づいたワケです、「もしかして、我々は、”若人を捕まえては、余りある筋肉で脅しを掛け、その素晴らしさを説いて回るというあの恐ろしき強烈な長渕ファンの親父”と同じ括りで、カテゴライズされつつあるのでは!?」と。(完全に表現に語弊がありますが、面白さだけを頼りに書いておるので勘弁してください。)
そこで、今度は逆に問うてみるワケです。若人に。「君の好きなバンドは何かね?」と。
するとどうでしょう!「あ〜、最近割と聴いてるのは●●とか、△△とかですかね」って、気づけば今度は我々自身が懇親の営業スマイルになっておるわけですよ!「へ〜、なるほどね〜」なんて体裁を整えつつ、内心、「今のは日本語か?」と、「彼は今日本語で話したのか?」と、頭のあちこちで、小さなパニックが、ストライキが、デモ行進が起こっとるワケです。
いや〜いかん、こりゃ、マジで、いかんと。

こうなりゃ片っ端から、最近のバンドを聴き漁ってやろうじゃないかい!と(レコードを買い漁る金銭的余裕はねえので)Youtubeなんかで視聴しまくったワケですが(ホント、良い時代になった)、色々見て聴いて回った結論からいうと、ダメ、全然ピンと来ない!全然エレクトせえへん!
俺が見て回った箇所がおかしいんかもしらんけど、何と言うか、共通項というか、そういうもんが見出せんのです。もうこりゃ完全にヤバイと、若人相手にフランクに且つ共通の話題で盛り上がれるワンランク上のおっさんを目指す俺としては、この先のライフプランにまで影響が出そうな危機が眼前に迫っておった最中、颯爽と現れ、荒れ狂う大波から救ってくれたのが、OGRE YOU ASSHOLE!(あ〜、長い前置きでした。)

数々の音源&映像にもずっとED(ペレ)状態だった僕のジョニーが鬼神の如くフルBOKKIした彼らのメジャーファーストアルバムが↑

built to spillっぽい(ぽくね?)ギター2本が絡み合って妙に耳に残るフレーズ、タイトなリズム隊、フニャッフニャのボーカルが独特の世界観で絡み付いてくるような音は、羨ましいぐらいのオリジナリティーで、ぐにゃりぐにゃりと自然に俺の身体を揺らすもんだから、気づいたら俺は久々に未体験ゾーンに発射しちまっており、タッハー!!気持ちええええええ!!なんつって。(この辺の表現にもうオヤジ化の兆候は色濃く現れているわけですが、俺はじっと目を瞑っているので分かりません。)

なんつうか、可愛らしくて、優しくて、でもちょっと不気味で、且つちょっと教訓めいてたり、小っちゃい頃に読んだ懐かしい絵本みたいな、そんなアルバム。

楽しいときや嬉しいとき、つらいときや悲しいとき、それぞれぴったんこな音楽があって、そのぴったんこを選んで聴いたりするわけだけれど、どんなときでもぴったんこな音楽ってあんまり多くなくて。でも、僕にとってOGRE YOU ASSHOLEはいつでもぴったんこ。

ここんとこ毎日聴いてるよ。救ってくれてありがとう!



追伸:このエントリーをUPした翌日、友人のHから電話があり、「アレ、お前が紹介してたアヌスとか何とかって言うバンド、そんなに良いの?」と言われたのですが、それが、ここ最近の僕の最高にヒットな出来事だったのは言うまでもありません。
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